高級という言葉を付けるようになったのは、料金が高めであり、利用するお客さんも高額所得者や、著名人が多く利用する事が多いため。
実際、店内に料金の説明がされている事はほとんどありません。
料金を知るには、口コミや、ホステスさんから直接聞く必要があります。
普通の人ではなかなか利用しにくいのが現状で、それが災いしてか、栄枯盛衰が激しい世界だという事は間違いありません。
クラブとよく比較されるのはキャバクラですね。 高級クラブといえど、内容はキャバクラと原則変わりません。
お客さんが女性を指名し、指名されたホステスには指名料がプラスされる。 お酒を飲んで、お話をし、気が合えば店外デートなども行います。
ただし、雰囲気はまったく違いますね。 キャバクラの場合は、クラブと比べ”気軽さ”が売りになっています。
料金もあらかじめ掲示され、利用料金も安く、ごく一般の女性が働き、誰でも利用できる点が大きく違いますね。
高級クラブの場合は、働くホステスにも品格が求められます。
ルックスだけではなく、仕草、接客技術、着こなし、人間性といった高いハードルが課せられ、実際に働く事は容易ではありません。
高級クラブは女性が経営している(俗に言うママ)場合が多く、教育も非常に厳しくなっています。 どのお店でもよく使われる言葉が、「キャバクラみたいな接客はやめなさい」ですね。
プライドを持ち、安っぽい接客はしないという事が、強く求められるようです。 キャバクラの場合は18歳以上から働く事ができ、よほどルックス的に厳しくなければ、原則誰でも働く事が可能。
高級クラブの場合は20歳以上が絶対条件になります。 理由は簡単で、お酒を飲めるのは20歳から。
キャバクラは何で18歳以上から大丈夫なの?という疑問もあるでしょう。 本当はダメなのですが、「接客だけやってもらって、お酒は飲ませてません。」というのが建前なのでしょうかね。
何にせよ、クラブの場合は、自然と求められる年齢が高くなるという点だけ覚えておきましょう。
満20歳の女性が働いているという事はほとんどなく、実際には24歳から35歳の女性が一番多い年層になります。
女性が男性の扱いを覚える年頃も、だいたいこれぐらいですしね。 若いけど働きたい!という人もいるかと思います。
しかし、クラブの場合は修行をさせるという事はかなり少なく、即戦力、応用力が重視されるため、いきなり働く事はかなり難しいでしょう。
ほとんどのクラブ女性が、実績を積んで”キャバクラからクラブに衣替えする”というパターンですね。 他にも、紹介や口コミで働く事も可能ですが、現実には難しいでしょう。